●飼い主のいない猫の不妊去勢手術数●

渋谷区内における2004年(H16年)8月からの手術頭数
(渋谷区の助成を受けて手術した頭数です)

                                                                             
           
                          
日付(累計) 2008年6月8日 2008年7月24日 2008年10月5日 2008年
10月14日
活動現場数 159 167 173 179
去勢(オス) 603 629 645 651
不妊(メス) 601 624 639 652
合計 1204 1253 1284 1303
☆☆ 地域別の手術数 は当ページ下記にあります ☆☆

☆おかげさまで、当初の目標だった1000頭を超えました!




 2007年10月3日、ネットワークのメンバーは、渋谷区・桑原区長に、不妊去勢数が1000頭を超えたことを報告、記録を提出しました。保健所職員のみなさんや、支援してくれている区議会議員さんも同席しました。
 桑原区長からは、「ご苦労様でした。でも、これで活動が終わるわけではないので、これからも動物との共生のため、がんばってください」と激励を受けました。




 手術をした猫たちは、これから地域で静かに平和に暮らします。
 そのためにも、去勢していない飼い猫を放し飼いにしたり、 新たな捨て猫を持ち込まれるのは避けたいものです。
 捨て猫、置き去り猫は犯罪行為ですので、見かけましたらただちに 警察と保健所へ通報してください。


     地域の事例集

●JR千駄ヶ谷駅(2006年9月) 
 「猫親子の不妊去勢を、駅利用者や駅職員がサポート」

 
   JR千駄ヶ谷駅に、捨てられたとおぼしき三毛猫がすみつき、子猫4匹を産みました。子猫たちが駅構内を歩き回るよ うになると、駅利用者などが猫への食べ物を床などに置いていくようになりました。暑い中、余った食べ物はすぐに腐敗し、駅職員は掃除に追われました。

   駅長が困っていると、新宿区在住の女性が「猫たちを不妊去勢手術して、地域猫としてここで面倒をみていきたい」と申し出ました。ほかにも「手術代に」と2万円を寄付した通勤客もいました。女性から相談を受けたネットワークが調査に行ったところ、駅の売店の女性も別の猫の面倒を見ていたことが分かりました。事情を話すと、その女性も「こちらの猫たちも一緒に手術してほしい」と、1万円の寄付。最終的に、三毛猫と子猫、父猫の6匹、ほかに5匹の手術を行いました。

 その後、駅長は、「この猫たちにはボランティアが管理とエサやりを行っています」という張り紙をし、猫の食事の心配のないことと、駅の衛生管理への理解を求めました。その翌日から、駅利用者のえさやりは、ほぼなくなりました。
 *駅というたくさんの人々が集まる場所で、さまよう猫たちに適切な対応ができたことで、多くの人への地域猫への理解を深めることになりました。




●幡ヶ谷2丁目 2006年7月
 「4頭の猫をきっかけに、商店街をあげて『地域猫』を応援!」


  幡ヶ谷2丁目の区民から、ネットワークに相談がありました。幡ヶ谷駅に近い6号通り商店街の裏手に、人なつこい猫4頭がいるとのこと。ネットワークがその周辺を調査すると、商店街をはさんだ両側の住宅街が、猫たちの格好の住 処となっていました。
  6号通り商店街の役員にこのことを話すと、通りをあげて「地域猫活動」を応援するとの快諾を得ました。7月の商店 街の夏祭りでは、2日間、通りで「地域猫パネル展」を開き、地元の人々への啓発と、情報交換を行いました。
 これまで計32頭の不妊去勢手術を行いましたが、まだ手術していない猫がいるため、商店街のペットフード店内に募金箱をおき、手術のための寄付を募っています。
 *商店階は猫も人も集まる場所。商店街からの情報発信は、地域への強力な啓発になります。




●神宮前1丁目地区 2005年12月
 「花壇へのフン害を、トイレ設置で解決」

 
  ネットワークのメンバーが、この地域に20頭ほどの飼い主のいない猫がいることに気づき、近隣の人に様子をたずねました。 すると、2軒のお宅が、花壇への猫のフン尿などで、大変迷惑していました。猫たちは、この2軒と隣接する2つの店舗の人に、えさを与えられて暮らしていたのでした。店舗の人に事情を説明すると、「自分も気にはしていた。しかし、猫をつかまえることが できず、どうしたらいいか悩んでいたところでした」と、不妊去勢を進めることを快諾。また店舗の駐車場などに、猫の居場所となる猫ハウスを設置しました。
 さらに、近所の花壇が猫のトイレにならないように、猫専用のトイレを設置する場所を探していると、花壇に迷惑を受けていたお宅が、家の敷地の裏側にトイレを設置してもいいと申し出てくれました。現在、その方は猫トイレの掃除にも協力しています。

  ねこ問題はひと問題。近隣の事情を理解し、話し合うことで、いい方向に進むことも多いのです。




●南平台町 2005年11月
 「1カ月交代の猫当番制を導入、迷惑猫がアイドル猫に」


  閑静な住宅街の一角で、ノラ猫が増加し、フンが迷惑だと問題になっていました。ネットワークが住人に地域猫の説 明をしたところ、よく理解が得られ、スムーズに近隣の合意形成ができました。そして住民全員の費用分担で、8頭の 手術を行いました。
  ところが3カ月後、エサやり担当の住民が、突然アパートから引っ越していなくなってしまいました。飢えた猫たちは 、隣接した他の地域猫のエサ場を荒らすようになり、大騒ぎに。再度ネットワークを交え、何回か住民で話し合いをした結果、数軒が月ごとに当番を決め、交代でエサやりをすることに決まりました。
 それから半年。住民に現況を尋ねると、「隣近所の連携がうまくいっています。もともと生き物がフンをするのは当然のことですから、各自が片付ければいいと思うようになりました。猫たちもすっかり人なつこくなり、人々の癒やしになっています」と、笑顔で答えが返ってきました。
 *地域猫であっても、1人が永久に世話をすることはできません。近隣の人々との交代制なら、世話の負担を軽減するだけでなく、コミュニケーションにも役立ちます。



地域別 不妊、去勢手術頭数 (2008年10月14日まで)
地域名 オス メス 合計 地域名 オス メス 合計
本町1丁目 6 11 17 神宮前1丁目 37 28 65
本町2丁目 4 5 9 神宮前2丁目 18 11 29
本町3丁目 7 9 16 神宮前3丁目 18 12 30
本町4丁目 12 11 23 神宮前4丁目 1 4 5
本町5丁目 33 26 59 神宮前5丁目 33 33 66
本町6丁目 10 16 26 渋谷2丁目 9 9 18
幡ヶ谷1丁目 9 11 20 渋谷3丁目 21 17 38
幡ヶ谷2丁目 19 16 35 代官山町 3 3 6
幡ヶ谷3丁目 28 27 55 広尾1丁目 2 4 6
初台1丁目 5 2 7 広尾2丁目 4 6 10
初台2丁目 1 0 1 広尾3丁目 5 5 10
笹塚2丁目 6 7 13 広尾4丁目 5 8 13
笹塚3丁目 10 7 17 東1丁目 11 10 21
上原1丁目 11 14 25 東2丁目 4 2 6
上原2丁目 12 13 25 東3丁目 11 14 25
上原3丁目 5 7 12 東4丁目 2 0 2
元代々木 1 1 2 富ヶ谷1丁目 1 1 2
代々木1丁目 7 11 18 富ヶ谷2丁目 38 53 91
代々木2丁目 2 0 2 南平台町 4 7 11
代々木4丁目 12 12 24 桜丘町 10 7 17
代々木5丁目 9 15 24 鉢山町 3 5 8
西原1丁目 21 25 46 猿楽町 9 7 16
西原2丁目 13 14 27 鶯谷町 13 5 18
西原3丁目 15 9 24 道玄坂1丁目 10 12 22
千駄ヶ谷1丁目 19 14 33 恵比寿1丁目 9 6 15
千駄ヶ谷2丁目 5 3 8 恵比寿2丁目 0 2 2
千駄ヶ谷3丁目 18 11 29 恵比寿3丁目 2 1 3
千駄ヶ谷4丁目 14 21 35 恵比寿西1丁目 9 14 23
千駄ヶ谷5丁目 7 4 11 恵比寿西2丁目 21 22 43
松涛2丁目 7 11 18 恵比寿南3丁目 10 11 21
合計 328 333 661 合計 651 652 1303

☆ 注意してください ☆

 最近、引越しにともなって置き去りにされる猫が多く見受けられます。当然ながら、置き去り去れる前は飼い猫であったため、外での生活が出来ずに、やせてボロボロになり、さまよっております。食事が沢山ある場所なので、猫も生きていけると思うのは人間の身勝手だとおもいます。かれらは縄張りがあり、簡単にあたらしい猫を認めません。そのため、生きていくすべがなく、残念なことに、亡くなっていきます。引越しをされるかたは、責任をもって新しい飼い主を探してください。終世飼養が原則です。遺棄は犯罪です。気がついた方は警察に届けてください。
 私たちは、動物たちがいない世界は人も住めない殺伐とした世の中になると思っています。
渋谷は人と動物との共生を目指して、人にも動物にもやさしい町になりたいと考えます。